季節を巡るプレイリスト

音楽で感じる12か月の季節。今回は、それぞれの月に合わせて選んだ楽曲をご紹介します。ジャンルも年代も異なる曲たちですが、一年を通して聴くと新しい発見があるはずです。

▼選曲者/H.M 40代 女性、紹介文 H.M and NOBU

1月/Get Lucky − Daft Punk feat. Pharrell Williams and Nile Rodgers(2013)

新しい年を「Lucky」に始めたい人へ。ファレルの軽快な歌声とナイル・ロジャースのギターが重なるグルーヴ感は、ポジティブなエネルギーを運んでくれます。ディスコ・ファンクの代表曲で、新年のスタートを幸運と共に切りましょう。

2月/One Love / People Get Ready − Bob Marley(1984)

2月のバレンタインにぴったりな、愛と平和をテーマにしたレゲエの名曲。世界中をひとつに結ぶような温かいメッセージが、寒い季節の心を優しく癒してくれます。人類愛と平和を象徴する永遠のアンセム。

3月/My Skin − Lizzo(2015)

Lizzo自身の経験から生まれた自己肯定とボディ・ポジティブのアンセム。肌の色や個性を肯定する歌詞が、多くの人に勇気を与えてくれます。
春、新たな自分を受け入れるタイミングに聴きたい一曲です。

4月/Viva La Vida − Coldplay(2008)

新生活が始まる4月に相応しい、希望と挑戦を象徴するColdplayの大ヒット曲。壮大なストリングスとドラマティックな展開が、未来へ進む勇気を与えてくれます。人生の美しさを歌い上げる名曲で、新しい一歩を踏み出しましょう。

5月/Sweet Symphony − Joy Oladokun & Chris Stapleton(2023)

芽吹きの季節5月にふさわしい、生命の息吹を感じさせるフォークソング。温かく力強い歌声が調和し、ありのままの自分を受け入れる勇気をくれます。

6月/I Don’t Want to Wait − Paula Cole(1996)

梅雨の季節にぴったりな、しっとりとしたピアノバラード。失われた時間や過去を想起させながらも、未来を考える力を与えてくれる深い一曲。

7月/風をあつめて − はっぴいえんど(1971)

真夏の朝に広がる青空を思わせる日本の名曲。詩的でノスタルジックな歌詞が、夏の風景をより鮮やかに映し出します。

8月/教訓Ⅰ − 加川良(1971)

命の尊さを訴える戦後のフォークソング。世代を超えて歌い継がれる強いメッセージが、平和や命の意味を改めて考えさせてくれます。

9月/Me Maten (Live at NPR’s Tiny Desk) − C. Tangana, Antonio Carmona(2021)

秋の夜に響くスペインの情熱的なフラメンコ・ポップ。ワイン片手に過ごす夜に似合う、洗練されたサウンドと熱い歌声が心を震わせます。

10月/胎児の夢 − 佐井好子(1977)

芸術と深まりゆく秋に響く幻想的な一曲。耽美でサイケデリックな雰囲気が独特の世界観を描き出し、芸術の秋にじっくり浸りたい人へおすすめ。

11月/恋人よ − 五輪真弓(1980)

冬の訪れを告げるような切ないバラード。ピアノの旋律と深い歌詞が、晩秋から冬へ移ろう心情を丁寧に描きます。日本語の美しさを最大限に活かした、時代を超えて愛される名曲です。

12月/Hallelujah − Pentatonix(2016)

年末を飾るにふさわしい名曲をアカペラで再構築。神聖なハーモニーが静かな感動を呼び、1年を振り返りながら新しい年への希望を抱かせてくれます。

課題提出日:2025.8.23


音楽は季節とリンクし、聴くタイミングによって感じ方が変わります。
今回紹介した12曲のプレイリスト「Seasons」は、「月ごとにおすすめの曲を聴きたい」という人にぴったり。

ぜひこのリストを参考に、四季折々のBGMとして取り入れてみてください。

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