声からわたしたちはいろんな情報を得ています。
- 性別、年齢(世代)、出身地、職業
- 性格、感情(意思)、体調
- 人相、骨格
必ずしも正確ではありませんが、無意識的に声からいろんな情報を収集し分析しています。
“この男性は、50代くらいで東北の出身かな?丁寧ではきはきした話し方からしたら営業職やサービス業の経験がありそう”
鏡を見て、“なんか老け込んだな”とか“なんか疲れた顔してるな”などと自分で感じることがあると思います。
同じように自分の声から、“ちょっとイラついてる”とか“今日はリラックスしてるな”と感じたりもします。
“外見で判断するのは良くない”と言いつつも、やはり印象としては外見の要素は大きいですよね。
それでも人となりを知れば、慣れもあるでしょうが、あまり気にならなくもなります。
でも、声はもっと繊細です。
外見は昨日と今日で大きく変わることはありません。
ですが、声はほんの一瞬で変化します。正しくこころを映す鏡です。
こころの機微を意図せず映し出してしまうこともあれば、わざと声にして伝えようとすることもあります。
声には、あなた自身が映し出されます。
声には、あなたを伝える力があります。